スポーツランドSUGOで開催された4ファンミーティングの模擬レース「ステーションワゴンクラス」に出場してきました。 これといった結果は残せていないけど、これだけ大きい国際サーキットを走れるっていう体験はなかなかできないので、楽しかったですよ。 走行会経験はいろいろあるけれどもスピードレンジの高い国際サーキット、しかもレースとなると、いまいち自分の走りができない…。今後の課題ですね。 そうそう、この前入れたコーヨーラドのアルミラジエター( こちら )、SUGOの7ラップでここまで上がりました。夕方4時って結構涼しい時間だと思うんだけど、やっぱりこれだけの冷却強化では厳しいんでしょうかね。 それかタンクとコアの関係で冷却効率が悪くなっている可能性も否定はできませんが…。
BP5レガシィのイグニッションコイル&プラグ交換(分解編)
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こんにちは。鏡澤です。
今回は、プラグ交換とイグニッション交換をやっていきます。
この作業内容は、YouTubeにも投稿しております。
前回の投稿が7/11で、それから一か月以上経っておりますが、レガシィの1気筒火が飛んでいない問題の続きになります。
期間が長すぎるって?残業ばかりで正直しんどいし、帰宅後の気力がないんだわ…。
レガシィの詳しい症状については前回の記事で書いていますので、そちらを参照下さい。
注意
※当方は趣味で車いじりしている者です。プロの整備士ではないので、あくまで参考程度と思ってください!
※過走行車やあまり乗らない車等は、プラグが固着してDIYでは外せない、といったトラブルがあるかと思います。もし、DIYで自分の経験が浅く、なかなか取り外せないと思う方、素直にあきらめてプロに任せましょう。
下手にやらかすとエンジン壊します。
さて、早速作業を始めていきます。
1.交換部品
1-1 イグニッションコイル
(日立Astemo社製の新品イグニッションコイル)
今回使用するイグニッションコイルは、日立アステモ(旧日立オートモーティブ)社製のものを使用します。
・4本セットで約19,000円
・購入品番:U18F03-COIL(純正品番:スバル 22433AA640 22433AA641)
ヤフーショッピングにて購入。
同じBP5レガシィでも年改によって対応する品番が変わる可能性があるので、購入の際は調べてからの購入をお勧めします。
日立アステモのホームページに行けば、自分の車がどれに対応するのか、対応表が記載されていますので、チェックしてみてください。
1-2 スパークプラグ
(DENSOイリジウムプラグ)
今回使用するプラグ。数年前にAmazonで購入して、交換がめんどくさくてずっと在庫にしていたやつを使います。
・1本1,200円ぐらい
・購入品番:IKH20
こちらも公式HPにて対応する品番の記載があるので、自分で交換する場合は必ずチェック。
2.使用工具
使用工具(一部)
工具としては、首振りするものは絶対に必要です。特に先端が小さくてコンパクトなほうがなお作業はしやすいです。水平対向はプラグホールのすぐわきにフレームが通っているので、ほんと隙間がないです。
(もうちょっとちゃんと使った工具写真撮っておけばよかった…)
3.作業
3-1 不良箇所の現状確認
この緩衝材を取り外さないと、コイルを抜き取ることはほぼ不可能だと思います。ただでさえ知恵の輪なので。
緩衝材を取り外したら、いよいよ脱落したイグニッションコイルの取り外しです。イグニッションコイルは、とりついている向きから、90度ぐらい回転させ、フロント側に引き抜くと案外簡単に外すことができます。
この感覚がわかるまでは知恵の輪になります(笑)
脱落したイグニッションコイルです。原因は一目瞭然で、ボルトが消失しています。
このボルトは通常非分解(外そうと思えば簡単に外せる)、行方不明になることはないはずなのですが、何故かどこかへ行ってしまっています。
(問題のイグニッションコイル)
(正常なコイル)
このボルトは通常非分解(外そうと思えば簡単に外せる)、行方不明になることはないはずなのですが、何故かどこかへ行ってしまっています。
何故、脱落してしまったのかは不明ですが、ボルトの消失によって、コイルが保持されず、エンジン内で火花が飛ばなかったことが、今回の故障原因です。
(スパークプラグの取り外し)
続いて、問題個所のプラグを取り外してみます。 首振りの延長とラチェットレンチを用います。この工具選びも重要で、なるべく頭のコンパクトなものを使うと、とても作業がしやすいです。ちなみに写真の工具では、
「もう少し小さいほうが良かったな…」
という印象です。まあ、今まで使っている工具なので、今更同じようなラチェットを買う気にはならないので。
(該当箇所のプラグ)
脱落箇所のプラグです。プラグのほうは特に問題はなさそう。10万キロほど使用したので、距離数相応の消耗具合といったところでしょう。 以上が、故障個所の状態となります。致命的な故障ではなく、単純に部品の故障なので、こいつは簡単に直すことができますね。
3-2 バッテリーの取り外し
(バッテリーの取り外し)
何かと邪魔になるので、バッテリーを取り外します。間違ってプラス端子とマイナス端子を短絡させないでください。感電しますヒューズ飛びます(笑)
3-3 エアインテーク周りの取り外し
続いてエアインテーク周りの取り外しをします。
(エアインテーク周りの取り外し)
赤斜線で囲った部分を取り外します。僕の車両は純正のインテークではなく、柿本のインテークチャンバーが付いていますので、純正とは変わっています。 フロントの、大きい風洞みたいなもの(何て名前だっけ)はクリップ2か所で留まっているだけです。マイナスドライバーで取り外します。
次に、エアクリーナーボックスは、2か所のボルトと1か所のナット、計3箇所で留まっています。エアクリーナーボックスにはエアフロセンサーが付いていますので、カプラーを抜きます。
最後に、外さなくてもいいですが、チャンバーに続くサクションパイプ(エアクリーナーボックスとチャンバーの間のパイプ)を外します。ホースバンドでとりついているだけなので、こいつもマイナスドライバーで回せば緩みます。
(エアインテークを外しました)
こちらの写真が、風洞とエアクリーナーボックスを外した状態になります。いろいろ乱雑ですが…。ここではサクションパイプを外してはいませんが、ここを外しておくと、後の組みつけの時に作業がしやすいので、ついでに外しておくといいかもしれません。3-4 イグニッションコイル&スパークプラグの取り外し
助手席フロント側を外していきます。
(助手席フロント側)
3-1で紹介したやり方で取り外しました。フロント側は隙間が大きいので、大して知恵の輪にはなりません。草が付いていますが、落としちゃいました(笑) 続いて運転席側2か所も同様に外します。
その中の1本なのですが、
(オイルの付着)
ちょっとオイルの付着量が多い気もしたのですが、どうなんですかねぇ、これは。 確かに、このレガシィ、若干のオイル食いが始まっていて、懸念気味なのですが、原因は運転席側の後ろ側にありそうな気がします。
さて、ここまでが分解編です。なかなか書くのも疲れるので、一回区切ります。
なるべくわかりやすいように書いたつもりですが、どうですかね?何かあったら、コメントくれるとうれしいです。
次回、組み付け編は、なるべく早くに投稿できるようにします…。
残業がなければなぁ…、と思いつつ、3時間以上も残業したうえで、終わらなければ休出になる、マジで恐怖しか感じない…。心身疲れて気力が失せるんですよホント…。
≫【 組み付け編 】に続く
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